カスドース

書物によると
〜 平戸は西欧風の菓子が伝えられた最初の地である。
かすていらは、南蛮菓子のひとつで
天文十九年(1550)ポルトガルより
平戸の宮ノ前に伝えられました。 〜
                            
話によると
カステラと同時期に伝わった「カスドース」というもの
あまりの美味しさに平戸藩から門外不出とされたとか。
しかもそれは戦前まで続いていたそうで…
                    
文亀二年(1502)創業の菓子舗≪平戸 蔦屋≫

さすが老舗の菓子舗だわ〜と思っていたら
もとは蔦屋さんの建物ではない
「按針の館」といわれる歴史的建造物。
家康の外交顧問だった三浦按針(ウィリアム・アダムス)が住まいとした家。


へ〜、なるほど、歴史深い…
そんな歴史の中にお菓子たちがお洒落に並んでいます。






平戸を訪れた理由でもある「カスドース
ひとくちにカットしたカステラを卵黄にくぐらせ
糖蜜につけ砂糖をまぶしたもの。

驚くほど甘い!
と想像していたらそうでもない。
まわりは鶏卵素麺みたいだけど、意外と優しい甘み。
なにより
シュガーロードの始まりに想いを馳せながらいただきたい
美味しいなぁ。。。